2012年6月1日金曜日

古くから多くの文豪俳人に愛された湯田中渋温泉郷


古くから多くの文豪俳人に愛された湯田中渋温泉郷

湯田中渋温泉郷に今も残る小林一茶直筆の「田中河原の記」には
地面から湯がこんこんと湧き出る当時の様子が記されており
「湯田中」という温泉地の名前の由来となったともいわれています。

長野県下高井郡にある湯田中渋温泉郷は古くは小林一茶・葛飾北斎、
近代になってからも夏目漱石・与謝野晶子・川端康成・志賀直哉など
誰もが知っている文豪たちに愛された歴史ある温泉地です。


この温泉郷は志賀高原の大自然に恵まれていますが、なかでも渋温泉は
浴衣と下駄が似合う石畳の温泉地として高名です。
奈良時代に高僧行基により発見されたといわれ、渋温泉には武田信玄が
兵士の傷を癒したといわれる「信玄かま風呂」が温泉寺にあります。

この温泉でのお勧めは外湯めぐり。
村人の手で古くから守られてきた9つの共同湯をめぐるのですが、
薬師如来の温泉鎮護にあやかって苦労(九湯)を
洗い流す事が出来るのだそうです。
宿で購入できる巡浴祈願手拭いに各湯のスタンプを押し、
最後に高薬師さんに参拝すれば満願成就となるそうです。

湯田中渋温泉郷に訪れた際は苦労を洗い流し、一句詠んでみて下さい。

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