2012年6月2日土曜日

童話作家深澤要が本業よりものめり込んだアルものがある鳴子温泉


童話作家深澤要が本業よりものめり込んだアルものがある鳴子温泉

童話作家で詩人であり版画家でもある深澤要は、
本業よりもむしろこけしの研究に勤しんでいました。
まるで巡礼者のように東北への旅を続けていました。



伝統こけしの系統はいくつかありますが、そのどれもが
湯治客で賑わった温泉地であり、供に発展していった
といっても過言ではありません。
それもそのはず、温泉客へのお土産として作られ始めたのが
こけしなんだそうです。

数百点にも及ぶ彼のコレクションは、こけし発祥の地である
鳴子へ寄贈され、これをもとに鳴子温泉には
日本こけし館が出来たんだそうです。

大型ホテル、旅館や湯治宿などいろいろなタイプの宿が存在する鳴子温泉には
足湯や手湯も存在しています。
下駄履きで温泉街を歩いて巡る「下駄も鳴子」という
キャッチフレーズを打ち出しており、
各旅館には宿泊客への貸し出し用の下駄が備えられているそうです。
鳴子温泉駅の観光案内所でも町歩き用の下駄を貸し出しているそうなので
下駄の音を楽しみながらの散策もいいかも知れません。